メディアや雑誌を通して目や耳にする
「身体に良い」という言葉。
アトピーっ子は
気を付けていただきたいです。
「身体に良い食材」
「身体に良い食べ方」と
聞くとつい試したくなるし、
食べたくなるものですね。
例えば
大豆は身体に良い
ほうれん草は身体に良い
果物は身体に良い
玄米は身体に良い、など。
「身体に良いもの」が
「健康に良いもの」は
一致しないためです。
では何を意識して
食べれば良いのでしょうか?
身体に良いとは?
「身体に良い」とは
どういうものでしょうか?
一般的には、
ある栄養素の値が高い
食材ひとつで
たくさんの栄養素を満たす
ある栄養素を効率よく摂れる
というものが多いです。
ですが、西洋学的、
栄養学的見地からの
「身体に良い」が
私たち日本人に
当てはまるとは限りません。
◆大豆は「身体に良い」
反面アレルゲン性も高い
例えば大豆を見てみましょう。
栄養面から見れば畑の肉と
言われるくらい高いものですね。
そういう点では
「身体に良い」という表現は
合っているかもしれません。
ですが、
内臓疾患やアレルギーを
持っている人にとっては、
健康に繋がるものとは言えません。
「身体に良い」と
「身体に馴染む」には
大きな違いがあります。
身体に良いものであっても、
体内に入って消化吸収排泄まで
スムーズに行われなければかえって
負担となり不調に繋がります。
先人たちの知恵として
、大豆は消化しづらいため、
味噌や醤油、納豆のように
発酵することで
たんぱく質を分解し、
体内で消化吸収排泄しやすく
身体に馴染むように
手を加えてきました。
それをプロテインや
きな粉のように効率重視で
摂取し続けたり、
多量摂取をすると、
アレルギーの発症や
内臓への負担の心配があります。
「身体に馴染むもの」が健康を作る
私たちの身体の機能を
しっかり働かせてくれる食べ物は、
毎日食べても
消化吸収排泄がスムーズにできるもの。
つまり「身体に良いもの」でなく、
「身体に馴染むもの」なのですよね。
ポイント
身体に馴染むのは私たち日本人が
昔から食べてきた食材や調味料、調理法。
旬の野菜、お米、魚、海藻
伝統的な調味料の塩、味噌、醤油
揚げる、炒めるという油を使った調理法でなく、
水を使って煮炊きする調理法です。
自分で体調管理できる安心を手に入れました!
養生科で学ぶ
生徒さんたちが
毎回嬉しい変化を報告してくれます。
お一人の生徒さんをご紹介すると
薬膳やマクロビを含め
「身体に良い」と言われるものを
試してきたけれど改善しませんでした。
重ね煮アカデミーの学びでようやく
腑に落ちて納得、
これまでの迷いがなくなりました。
どこでも手に入れられない学びです。
そして、
体調への不安がなくなり、
自分で体調を管理できる安心を手にしました。
とても嬉しいお声です。
身体に良いもの、でなく、
身体に馴染むものを選択する。
この視点がご自身と
ご家族の体調管理に大きな変化を
起こしてくれています。