知ってる?アトピーっ子の体を守る「味噌」のパワー
日本が誇る発酵調味料の一つ、
味噌。
その原材料である大豆は、
栄養価が高いことで有名ですが、
そのまま食べると
消化に負担がかかったり、
アレルギー症状を引き起こす
可能性が高かったりと、
デメリットがあるのも事実。
ですが、味噌は、
発酵することで大豆のタンパク質を
消化しやすく分解し、
うま味の元になる
アミノ酸をたくさん作り出します。
また、発酵の過程で
大豆アレルゲンの大部分が分解されるため、
大豆アレルギーの子供でも、
味噌であれば食べられる、
というケースも多いです。
大豆のうま味や栄養分を、
発酵の力を借りて
最大限に引き出しているのが味噌なのです。
先人の知恵には
いつも感動します。。
昔から「味噌は医者いらず」
という言い伝えもありますよね。
最近は発酵ブームも手伝って、
スーパーでも色々な
種類の味噌を見かけるようになりました。
味噌ならなんでも良いかというと、
実はそうではありません。
選ぶものによっては、
味噌が本来持つパワーが十分に
発揮されていないものもあるので、
その選び方には注意が必要です!!
味噌が原爆症から救った歴史とは?
秋月辰一郎(あきづき たついちろう)先生
という医師をご存じでしょうか?
長崎で原爆が投下された当時、
自らも被爆しながら、
医師として負傷した被爆者の
治療にあたっていました。
また、
医師のかたわら、
原爆の証言の収集を長年に渡って行いた
すごい方なのです。
玄米と味噌と塩を使って
「塩辛い玄米のおにぎり」と
「塩辛いカボチャの味噌汁」を作り、
同病院の職員・患者さんたちに
毎日、毎食与えたところ、
原爆による症状が出なかった上、
何十年もほとんどの人が
原爆症を発症しなかったと
秋月は著書で語っています。
また
ともに被爆しながら看護師として
救護に当たった奥様の
秋月寿賀子さんは102歳まで
生きられました。
長崎の平和運動のリーダーだった
辰一郎先生と二人三脚で歩んできた
という歴史があります。
このお話を聞いて私は本当に
感動しました。
日本人が昔から食べてきている
伝統的なお味噌のチカラと
日本の心を
大切にし続けた御夫婦の
存在を知ってさらに私は
伝統的な日本の文化や心の
すばらしさに触れることが出来ました。
このお話を聞いて
どんな風に感じますか?
重ね煮アカデミーで学んだ生徒さんは
「日本人として忘れかけてきたことを
学ばせていただいた」
そんな言葉をいただけることが
たくさんあり
嬉しく感じています。
私が重ね煮アカデミーで
お伝えしていることは
先人が人体実験として
どんな食べ方をしたら
私たちの日本人の体に馴染むのか?
そして
日本の風土に合わせて
季節の楽しみ方
過ごし方からの
「食養生」をお伝えしています!
だからこそ!
重ね煮の調理法だけではなく
重ね煮のココロ
日本人の心を
取り戻すことが出来て
ママの捉え方、考え方が変わり
ママの気持ちが大きく変わるのです。
明日は
そんな日本人の食卓には
なくてはならない
「お味噌」の選び方について
お話しますね♪
参考になったら嬉しいです!