新婚のころ、
私は沢山の料理の本を
持っていました。
これとこれを使うと
これができる。
でも、これがないとこれが
できない!
冷蔵庫にあるもので
作ろうとしても
材料が一つでも足りないと
もう、なにを作っていいか
わからない。
私にとっては、
毎日パズルを解いている
ような気分でした。(笑)
毎日こんなことを
繰り返していて、
そのうち毎日の料理が
億劫になっていました。
重ね煮に出会って、
かわったこと。
とにかく野菜があって、
陰陽の順番が分かっていれば、
悩むことが少なくなりました。
「久しぶりにハンバーグが食べたい!」
という主人。
ハンバーグ、、、
きっと子供を産んでから
作ってない!
磁石のようにべったりな
一歳児がいて大変ですが、
ハンバーグの具材を
重ね煮で蒸し煮してから、
ひき肉と合わせて、コネコネ、、
重ね煮で、
料理の基本を学び、
先人の智慧を学び、
いつしか、王道の料理の
ハードルが下がっていました。
あなたは、
メニューを考えるとき
何から決めますか?
以前はメインから決めていた
献立。
重ね煮を始めてからは、
ご飯を決めて、
汁物を決めてから、
それに合う、
主菜、副菜を決めるように
なりました。
動物性たんぱく質が
多いなと感じたら、
調和されたお汁と、
陰性の副菜。
ご飯に雑穀を入れても
いいですよね。
これは、食べ方の
バランスを考えているから。
こうすることによって、
献立に悩まなくなってきました。
バランスを考えながら、
食卓を
整えてみませんか?
重ね煮は、そのヒントが
手に入ると思います。