雪は大丈夫でしょうか?
強い冬型の気圧配置や過去最強クラスの
寒波によって日本海側の地域中心に
猛烈な吹雪や大雪となっていますね。
雪が強い場合は
無理に外出しないようにしてくださいね。
ここで改めて
重ね煮の知恵を交えて
防災について考えたいと
思います。
重ね煮の知恵が
役に立ったら嬉しいです!
養生科でも
何度もお伝えしている
命の3本柱について
《命の3本柱》
についてお話します。
どういうことなのか?
【穀物(米)・水・塩】
この3つがあったら、
まずは命を繋ぐことが出来ます!
その基本をふまえた上で
「食」の観点から
防災について考えたいと思います。
ここに味噌と火があれば最強です!
この知恵は
アトピーっ子ママにも
とても役に立ちます!
【米・水・味噌・カセットコンロ】
これだけあれば、まずは安心♪
もしもライフラインが止まってしまっても
《ご飯+味噌汁》のゴールデンコンビが
作れます。
大雪や大雨が心配な時は
できるうちに多めにご飯を炊いて、
おにぎりにしておくのもいいですね。
断水してしまうかもしれないことも
想定して、お米を洗って小分けにして
おいてもいいかもしれません。
お水をためておくことも
お忘れなく!
災害時のお米の炊き方
炊飯器が使えなくても、
カセットコンロと水と蓋つき鍋があれば、
お米を炊くことができます!
今回は貴重なガスを節約するための、
保温調理についてお伝えしますね。
パンよりも乾麺よりも缶詰よりも
やっぱり私たち日本人に力をくれるのは
お米です!!
腹持ちもいいですしね。
【用意するもの】
米、鍋、水、タオル(新聞紙)、
毛布、カセットコンロ
【お米の炊き方】
①お米はお米の量の1.2~1.3倍の水に
30分ほど浸しておく
(最悪、浸水は省いても大丈夫)
②火にかけて沸騰したら弱火で3~5分
③火を止めたらタオルや新聞紙で
くるんで、その上から毛布で
ぐるぐる包み、そのまま20~30分放置
たったこれだけ!
火にかける時間は短いのに、
ふっくらアツアツのご飯が
食べられますよ♪
重ね煮コゼーがあれば
なおいいですね☺
空いたカセットコンロで、
野菜室にある野菜をたっぷり入れて
温かい味噌汁も作れますよね。
重ね煮を試したことがある人は
「蒸し煮調理」もいいですね!
余ってるお野菜があれれば
美味しい和え物もできます!
《乾物を上手に使う》
災害時こそ、切干し大根や干し椎茸に
ひじき、高野豆腐などの
乾物を上手に使ってください。
使わないで済むのが1番だから、
何事もなかったら使わなくなって
しまうものより、日々の生活でも
役立つ乾物こそ避難袋に入れてください。
こんな非常時こそ、乾物の出番。
ぜひ探し出してみてください。
きっときっと、役立つはずです♪
《梅干しは最高の非常食》
塩分量の高い梅干しは、最高の非常食!
昔ながらの製法で作られたものなら、
常温で長期保存ができます。
だからもし停電して冷蔵庫が
使えなくなったとしても大丈夫。
冬の重ね煮お味噌汁
--------------〇-------------
味噌 60g
油揚げ 半分 ・・・短冊切り
ごぼう 20g ・・・ささがき
人参 30g ・・・いちょう切り
里芋 100g ・・・乱切り
大根 100g ・・・いちょう切り
白菜 80g ・・・短冊切り
こんにゃく60g ・・・短冊切り
-----------------------------
水 3カップ
ねぎ 適量
1、図のように材料を重ね、分量内の水をひたひたまで加えて中火にかける
2、湯気が出たら弱火にし、やわらかくなるまで煮る。
3、残りの水を加えて味をととのえる。
冬に旬を迎える根菜類は
体を内側から温めてくれますよ。
季節の野菜を重ねると
体に染み渡るおいしさです。
ぜひ、作ってみてくださいね♪
いかがですか?
いつも台所にあるもので
工夫次第で災害時も
私たちを助けてくれるのです!
日本人の
「先人の知恵」って
本当にすごいんです!
生きるための知恵が満載!
重ね煮はそんな先人の知恵が
満載だから!
「おいしい!」「体に優しい!」
「元気になれる!」のです!
アトピーっ子ママも
ぜひ覚えておいてくださいね☺